2011神無月の句 続き
今月は、句を推敲の課程をかけると良いなあと思いながら、あっという間に時間がたって気候も平年のように寒くなってきて、先週土曜は高尾句会になってしまいました。
結局は高尾句会の結果を書くだけ
今回は、
一 観音の微笑んでおり冬ぬくし
の句を、他には誰も取ってくれなかったけど先生が、観音と自分が見詰め合っているわけではないだろうが互いに暖かくてよいなあと言い合っているようでほのぼのとしたところが良いと言ってと取ってくれました。
二 小春日や朱の大鳥居天に立つ
これは、初心者の作りそうな句といわれました。
直すなら、
寒晴れや朱の大鳥居天に立つ
が良いとのこと。なるほど季語ひとつでずいぶん変わります。
三 散髪を待つ間も本を読んで秋
とした句は、もともとの 散髪や待つ間も読書秋深し のほうが良くて、読書と秋が付き過ぎなので季節を冬に変えたらどうかということで、
散髪を待つ間の読書や冬ぬくし と添削されました。
四 一木に緑から黄へ秋深む
これは、緑から黄へというのが理屈ぽいといわれました。 もとの句は、下にあるけど
自分でもう一度考え直すと
緑から黄へ一木に秋深む
もう一句 新そばの句は足をとどめるのでなくちゃんと食べる句にしたほうが良いとのことでした。
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いよいよ11月、もうすぐ立冬ですとはいえ11月に入って暖かな日が続いています。
しかし月曜からは気温も平年並みに戻るという予報では有りますが。。。
記事にも書いたが、11月最初の土曜に紅葉狩りに行きました。もちろんなんとか句もひねり出そうとの魂胆では有ったのですがどうも閃きが無かった。もちろん閃いただけではだめで、その後の推敲が大事だとはわかっているのですが、閃かないことには推敲もできません。
今月は、駄句の推敲課程を書けるかな??
赤や黄に岩縁取りぬ色葉かな
緑から黄へ一木に秋の色 (下の写真のままです 芸が無いか。。。)
紅葉を映して淀む水面かな
新そばや散策の足一休み
散髪に行ったので
散髪を待つ間の読書秋深し
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