久々に行くと御岳は。。。
さて、3連休最終日指には久しぶりに御岳に行った。ようやく季節と気温が一致しだして朝方は20℃を切るようになり、御岳もシーズンになって来る。
どうせ3連休は高速の渋滞がひどいだろうと、遠方へ行く計画を立てなかったので、朝遅めに御岳へ出発。6月(?)以来かと思う。
出発が遅かったので、駐車場は発電所までどこも一杯。発電所駐車場も、ちょっとはみ出し気味に駐車。とりあえずデッドエンド岩に行く。
デッドエンドは、連休にもかかわらず案外すいていて、数名の先客がいるだけだ。
ストレッチをして、早速勅使河原。。。を触る。だいぶ時間が開いているので一手目のポケットが指に痛い。
勅使河原は、左手を伸ばしてポケットをとるので何回もやると体が捻じれたような気になるので、デッドエンド左も合わせてやってみる。こちらは右手を伸ばしてポケットをとるのでちょうどバランスがとれた気がする。しかし、それぞれ10回ちかくやるともう限界です。まあ、今シーズン最初のトライなのでこんなものです。
つぎに、忍者岩に向かう。散歩がてら左岸の遊歩道を行く。と、御岳園地くらいまで来ると、対岸が何だかおかしい。見ると、今まで植わっていた杉の木が一本残らず切られていて、谷が丸裸になっている。ずいぶんひどい切り方をするものだ。
鵜の瀬橋で右岸に移り、遊歩道を上流に向かうとこれまで鬱蒼としていた杉林の道が、伐採のために何とも明るい道になっている。しかし、ひどいものだ。
遊歩道から吉野海道が直ぐそこに見える。
途中で会ったSさんに聞くと、結構前に伐採は始まっていて、といってもこの数か月の間だけれど、目的は杉花粉の飛散防止のためらしい。上流の方では、山肌一面が伐採されているところもある。
花粉対策はいいけれど、こんなに切って治水や景観は大丈夫なのだろうか。景観は明らかに悪くなっているというのに、だれも何も言わなかったのだろうか。
まあ、日本の行政の酷いことは今に始まったものではないが、杉を植えたのも行政なら切るのも行政。しかし、景観や治水も行政が責任を持つものではないだろうか。
などと考えていたせいか、忍者岩でも大した成果(やったのは忍者クライマー返しとクライマー返し)はでずに16時過ぎに終了。
水はきれいでした。
水澄みて水面に水底重なりぬ
川澄て水底の石揺らめけり
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