高幡不動 句碑めぐり
昨日は、朝のうちは良い天気だったが昼から曇りだし寒い一日だった。
そんな中、家人と高幡不動まで初冬ではあるがまだまだきれいな紅葉を見に行った。さて、紅葉のシーズンは終わり高幡不動の駐車場も空いているだろうと家から車で行く。案の定駐車場は空いていて何だか申し訳ないような感じである。
さて、お不動さんではとりあえず不動堂にお参り。境内においてある、境内案内の地図と高幡
不動の案内パンフレットを片手に紅葉を見物に行く。
ところが、これまで何回か来ているものの今回初めて案内の地図を見るとどうやら句碑がたくさんあることがわかった。そこで、句碑めぐりもすることとした。
まずは、芭蕉、波郷、菫糸の句碑
名月にふもとの霧や田のくもり
松尾芭蕉
濃あじさゐ吾らが病みし日も遠し
石田波郷
法鼓鳴り花人山を下りてゆく
有山菫糸
一と声は雲の中より百千鳥
高橋悦男
木に石に仏心棲めり紫陽花寺
加々美鏡水
むさし野の雲ふはふはと初不動
村沢夏風
未来図は直線多し早稲の花
鍵和田釉子
紫陽花も山紫陽花も法の山
清崎敏郎
如来出て掌に受け給ふ枝垂梅
山口誓子
この寺の風鐸の音濃あぢさゐ
皆川盤水
ところで、一つ句碑を見落としていました。そのうちに見に来ます。
最後に
拙句
不動尊色なほ褪めず散る紅葉
散る落ち葉緑黒朱の不動堂
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