2012睦月の句 続き 句会
さて、本日は2月の高尾句会。先月から連衆が増えて、総勢25名になった。今日は投句の2名を勘定に入れて総勢20名。
それぞれ五句出しなので全部で百句を読むことになる。
五句投句するのは中々大変なのだが、小一時間で百句を読んで五句を選句するのも大変です。
結果から言うと、今日の五句のうち一点句がひとつ。一点+先生が取ってくれた句が一つでした。
まずは、先生も取ってくれた句
一 夜店の灯耿耿として冴ゆ返る
今これを書いていて耿耿 は 煌煌のほうが良いのかどうか一寸わからなくなったが。。。
耿耿は明かりが明らかなさま、煌煌は明かりがキラキラしているさま
さてどちらかもう少し考えましょう。
一点入ったのは
二 公園に誰も居なくてクロッカス
これは、クロッカスの花言葉が「人を待つ」という仕掛けがあるのです。
あとは、点は入らなかったが直せばよくなると言われた句です。
三 立春の日差しに揺れる洗ひ物
これは、洗ひ物を すすぎ物にしたほうが良いとのこと
立春の日差しに揺れるすすぎ物
なるほどね。
四 菓子を焼く匂ひやバレンタインの日
これは、どこでを明確にすると良いとのことで、
バレンタインの菓子焼く匂ひ家に満つ なんてとこでしょうか もう一つか?
五 太き木の幹色濃くし雨水かな
これは、上五と中七がくどく理屈ぽいとのこと。また癖が出てしまった。
これは 最初は 幹の苔色を濃くして雨水かな だったのを苔の色が濃くなるのは夏の季語なので太き木のとしたのが良くなかった。
アドバイスは、木の種類を入れるとのこと。で、実景から
大椚幹の色濃く雨水かな
まだ一寸推敲が足りません。
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立春も過ぎ、陽光煌くこのごろですが寒さは続いて今年の春は寒い春です。
立春の駄句
もし前の句を読んだ人がいたら、一寸推敲して見ましたが如何でしょうか。
立春や少し熱あり庭に出る
立春や風を避けつつ日差し追う
立春の日差しに揺れる洗ひ物
風をひいてなかなか本調子になりません。
さて、昨日はバレンタインデー。最近は所謂義理チョコさえ貰えないようになりましたが。。。
君と飲みて暮れぬバレンタインの日
菓子を焼くにほひバレンタインの日
昨日ジムで貰ったチョコ バレンタイン課題クリアできなかったけどお情けです。
家に帰ったら、ケーキがありました。
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